産後の生理。
できればすぐには来て欲しくないけど、なかなか来ないと不安ですよね。
さらにいざその時が来ても生理なのか不正出血や無排卵月経なのか見極めも難しい…。
そこで今回は
①生理再開はいつ頃なのか
②不正出血や無排卵月経の可能性はどのような場合にあるのか
について見ていくことにしましょう!
産後生理再開の目安はいつ?
生理再開の目安は一般的にはだいたい産後6ヶ月~1年頃とされています!
しかしミルクで子育てされている方は母乳育児の方に比べて再開が早く、産後3ヶ月頃にくる方が多いようです。
私の場合は第1子は産後10ヶ月頃に、第2子は産後1年頃に生理が再開しました。
2人とも完全母乳でした。
筆者の友人は同じく母乳育児でしたが、上の子の出産後から下の子(2歳差)の妊娠まで生理は来なかったそう!
個人差はかなり大きいようですね。
母乳で育てている場合は、卒乳するまで生理がこなかった、なんて方もいるそうです。
とはいえ私の友人のように産後1年経っても生理が再開しない場合は一度産婦人科で診てもらうことをおすすめします。
なぜなら、排卵がうまく出来ていない可能性があるからです。
また、断乳や卒乳してから3ヶ月を経過して再開しない場合も同様に、一度産婦人科で診てもらった方がいいかもしれません。
産後の生理と授乳の関係性とは?
断乳や卒乳してから3ヶ月経っても生理が再開しない場合も産婦人科の受診をおすすめする理由は、産後の生理と授乳の関係性にあります。
母乳が出るようにと促すプロラクチンというホルモンは、排卵を抑制するはたらきもしています。
そのため、授乳している間は排卵そして生理がい起きにくい状態という事なのです。
また、産後のあかちゃんの成長と共に、自然と授乳回数や1日の授乳量が減ってくるとプロラクチンの分泌量も少なくなっていき、卒乳や断乳する前に生理が再開することももちろんあります。
ただし、不正出血や無排卵月経には注意が必要です。
不正出血・無排卵月経の見分け方は?
さて産後の生理再開の目安は上記でお伝えした通り、かなり個人差が大きいものでした。
「これは本当に生理なのか」
というのを産後日数で判断するのはとても難しいですよね。
不正出血や無排卵月経かどうかを知るためには以下の症状が一緒に出ていないかをチェックしてみてください。
①発熱・子宮の痛み
熱が出たり子宮が痛む場合は細菌感染の可能性があります。
②出血がだらだら続く
1週間以上だらだらと出血が続く場合も子宮内で炎症を起こしている可能性があります。
③日数が短い
無排卵月経の場合は、生理期間の日数や生理周期が短い場合があります。
無排卵月経の場合は、産婦人科で診察してもらう必要がありますが、服薬で改善されることも多いです。
また、不正出血はホルモンバランスの乱れの場合がほとんどですので、心配しすぎる必要はありません。
ホルモンバランスは生活習慣の改善などで整えていく事ができるものです!
実際私も産後4ヶ月頃に不正出血がありましたが今問題なく生理が再開しています。
(当時は生理が再開したんだと思っていましたが、それが数日続いた後数ヶ月間音沙汰なく…産後10ヶ月頃本物の生理がやってきました。
今思えば生理と勘違いしていた出血は、かなり量が少なかったように思います。)
しかし上記①~③のような症状が見られる場合には、細菌感染や服薬が必要な事がありますので迷わず産院へ行き、早急に対処しましょう。
産後の生理に関するまとめ
という事で今回は「産後の生理再開はいつ?不正出血の可能性は?」についてご紹介しました!
参考になりましたでしょうか?内容を簡単におさらいすると…
生理再開の目安は
- 母乳育児の場合…産後6ヶ月~1年頃
- ミルク育児の場合…産後3ヶ月頃
不正出血・無排卵月経の可能性は
- 発熱や子宮の痛みがあるか
- 出血がだらだら続くかどうか
- ・日数が短いかどうか
ということでした!
生理再開や不正出血は心的要因も大きく関係してくるものです。
あまり考えすぎず、ゆったりとした気持ちで過ごせるといいですね♪
ここでご紹介した不正出血のケースや、これには当てはまらないけれど異変を感じた場合にも早めに産院で相談に乗ってもらってくださいね!