今日、家族4人でお風呂に入っていた時、1歳8ヶ月のこどもが湯船で足を滑らせて、お湯の中へ…危うく溺れて命を落としてしまうところでした。
顔も全部お湯の中に入りきっていたので、もしあのまま数秒以上気づかないままだったら…ぞっとします。
まずはお風呂で溺れた状況を説明します。
こどもがお風呂で溺れた状況
私と上のこども(小学生)の2人が先にお風呂に入っていて、洗うのを全て終えて湯船に浸かっていたところ、
下のこども(1歳8ヶ月)と夫がお風呂に入ってきました。
下の子は、一緒に湯船に入りたそうにしていたので、ささっと洗ってもらって、湯船は3人になりました。
それから程なくして、私は暑くなってきたので夫に子供たちを任せて先に上がることに。
湯船から出て、シャワーを浴びていた時でした。
ズルッ 滑る音がして湯船を見ると、こどもは仰向けで、顔まで全身お湯の中に浸かってしまって溺れているではありませんか…!
余りにも驚いてどのように行動したのか、ハッキリと覚えていませんが、
私はすぐさま持っていたシャワーを手放し、湯船に飛び込んで1〜2秒ほどでこどもを抱き上げたようです。
こどもは数回咳をして、それから少しだけ泣きましたが、すぐに機嫌も良くなって平気そうにしています。
その姿を見て私も少し安心し、正気に戻ってきました。
上の子に、私の体が当たってしまってないかなど尋ねて大丈夫と言ってもらって、これまた一安心。
でも、布団の中でこのページを書いている今もまだ、不安感やドキドキは残っています。
あとから突然こどもの体に異変が起きないかどうかも心配しているところです。
→それから数日経ちましたが、こどもの様子はいつも通りで特に異常はなさそう。よかった…。;_;
X (旧Twitter)で、こどもがお風呂で溺死してしまったという投稿を読んでから、いつも以上に気をつけていたつもりなのです。
もっともっと注意が必要でした。
こどもは2.5cmでも溺れます
知っていますか?
こども、特に赤ちゃんは、2.5cmのお湯でも溺れてしまいます。
まさか数センチのお湯でも溺れるなんて、想像していなかった方もいるのではないでしょうか。
そして、年齢については小学校の高学年でも注意が必要だということ。
5年生以上になってくると「お母さんは先に上がってるね~」なんて、こどもをお風呂に1人にしてしまいそうになりますが、まだ年齢的に危険なんだそうです。
ということで、こどもがお風呂で溺れるのを防止するポイントは3つ。
- 小学生を卒業する頃までは、こどもをお風呂で1人にしない。
- 大人が自分を洗っている時は、こどもも湯船に入れない。
- 残し湯をしない。
もちろん、これらをクリアしていたとしても、ひょんな事で溺れかけてしまう事だってあります。
もし溺れかけてしまった時は、次の対応を!
- 胸を頭よりも下げた姿勢で水から引き上げる。
- 声をかけて意識を確認する。
- 意識が無い場合…心肺蘇生をしつつ救急車を呼ぶ。
- 意識がある場合…体を拭いて乾いたタオルなどで体を包み、顔を横向きにして寝かせる。病院を受診する方が良い。
- 溺れたのが一瞬だった場合でも、24時間は異常がないか良く見てあげる。
こどもの様子がおかしいな?病院に行くべきかな?と悩んだときは、#8000などで電話相談ができますので、覚えておきましょう。
お風呂以外の室内でも、こどもは溺れます
4才未満のこどもの溺死は、お風呂場で起こるケースが最も多いというデータがあります。
今回の我が家の件でも入浴中に溺れた訳ですが、お風呂場以外にも注意すべき場所があります。
- 洗濯機
- 台所のシンク
- トイレ
- お庭などのバケツ
え!こんなところで?と思うかもしれませんが、ほんの少量でも水が溜まっている場所では、こどもが溺れる可能性が少なからずある事を、いつも頭に入れておきたいです。
度々になりますが、2.5cmのお湯(水)でもこどもは溺れてしまいます。
こどもは頭の方に重心があるので、好奇心で水のある場所を覗き込んだ時に足を滑らせて、頭から水に浸かり、自力で出られない…といった風に、溺れてしまう事も多いのです。
私も今回の件で色々と調べたりして、勉強になりました。
大切な命が守れるように、まずは未然に防ぐこと。
もし防げなかった場合でも、目を離していなければすぐに対処できるかもしれません。
我が家ではもうこんな事がないよう、気をつけたいです。