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出産後、旦那と関係悪化して…産後クライシスを乗り越えた5人の体験談

出産後、旦那さんに対してイライラしてしまったり、嫌悪感が募ってしまう…。

それは決してあなたのせいではありません。

出産後はホルモンバランスがまだ整っていないせいで精神的にも不安定になっていたり、こどもとの新しい生活環境に夫婦共に慣れていないので様々な問題が起きたりして、産後クライシス=旦那さんとの関係悪化という現象が起こってしまうのです。

一般的には解決するまで2〜5年が目安と言われていますが、なかなか長い道のりに感じます…。

産後クライシスを乗り越えたママさんたちは、実際にどのくらいの期間で旦那さんとの関係が修復できたのでしょうか? 5人のエピソードと共にご紹介します。

5人に聞いた、出産後、旦那さんとの関係修復エピソード

1人目ママさん 現在お子様は1人。
関係悪化期間:出産後1ヶ月頃~8か月間。

産後クライシスに陥ったきっかけ

義理のお義母さんに赤ちゃんのお世話を手伝ってもらった時のこと。
私の至らない点をお義母さんに注意されたことで傷つき、お義母さんに不信感を抱いたのですが、旦那がお義母の肩を持ったことで私はかなりのショックを受けました。
そして旦那を信じられなくなり、関係悪化…。
旦那から「離婚」という言葉も出され、生まれたばかりの子供に対しての責任感を疑うような態度に驚き、それもまたショックでした。

私は冷静でいられるように

私からは「離婚」という言葉は絶対に言わないようにしました。
そして自分が冷静になって考えることも意識しました。
旦那から罵倒されてもいじけたりせず、悪いと思ったことは謝り、違うと思ったことは意見として伝えるようにしました。
せっかく好きになって結婚して、子供もできたのに、ささいなきっかけで崩壊させたくないという気持ちが強かったと思います。

悪い部分を認め合う

関係修復には8ヶ月ほどかかりました。互いに悪いところを認め合いながら、時間をかけて優しい気持ちを取り戻していきました。
修復できても、過去の発言で許せないものなどはありますが、やはり子供が成長するにつれて増える幸せを実感しています。
修復するために向き合って本当に良かったなと思います。

出産後半年頃まで酷い状態だった。
2人目ママさんのエピソード

2人目ママさん 現在お子様は1人。
関係悪化期間:出産後1ヶ月頃~半年間。

辛い腰痛と眠れない毎日

1ケ月検診後から自宅に帰宅し、主人と赤ちゃんと私の3人での生活が始まりました。
赤ちゃんは音などにとても敏感で、布団におろしてもすぐに起きてしまってなかなか寝付かず、酷い時は6時間抱き続けていました。
もともとヘルニアがあり、産後悪化。抱っこも泣きながらしていたのを覚えています。
首が座ると楽になると信じていましたが、今度は夜泣きが酷くなりました。
主人に相談しても「育児は分からないから。」と、悲しい答えしか返ってこず寂しさから主人を避けていた気がします。
分からないながらも、育児や家事の両立を頑張っている私に対して、せめてねぎらいの言葉をかけてほしかったのだと思います。

旦那さんに話を聞いてほしい

私も育児は分からないけど、赤ちゃんと接している時間の少ない主人はもっと分からなくて不安なのかもしれないと思い、お互いに冷静な時に「とにかく話を聞いてほしい。」と伝えました。
腰痛が酷い事、眠れていない事、食事、お風呂もゆっくりできずイライラしてしまう事。私が分かる範囲でサポートするのでミルクやお風呂、おむつ替えなど一緒にやってほしい事。など、状況とやってほしい事を具体的に説明しました。
主人は、あっさりと「そばにいてくれるなら、やってみる。」と言ってくれました。
出来る範囲で実行してくれた事から少しずつ関係が戻っていった気がします。
また、主人に子供を預けて整体や美容院に行き自分のケアが出来たことも大きかったと思います。

関係が修復でき、子供にも良い影響が

3ケ月から半年で主人との仲が戻ってきました。
私が主人に分かりやすく説明できたり、甘えられる性格だったらもっと早く修復できたのにと反省しています。
関係を修復できたことで子供をかわいいと思えるようになり、夜泣きもなくなりました。
きっと私の不安やイライラが子供に伝わってしまったのでしょうね。

話をするもあまり効果なし。
3人目ママさんのエピソード

3人目ママさん 現在お子様は2人。
関係悪化期間:1人目出産後~2人目出産まで。(約4年間)

旦那さんは自分優先

出産後、私は昼夜問わず子どもに合わせる生活になり、睡眠時間や自分の時間を削って家事・育児をする生活になりましたが、旦那は相変わらず自分の事が第一優先の生活でした。
私だけの子どものような感覚になり、子どもと2人取り残されたような孤独な生活でした。

周りの様子を見せて説得

私が日中家で子どもをみているとはいえ2人の子どもだし、子育ては2人で協力してするものだと旦那に話しました。
私の考えだけでは説得力がないので、周りのイクメンパパの様子を見せたりしました。

2人目出産後にようやく

4年後にもう1人子どもが増えた頃、ようやく一緒に育てる感覚になってきました。
1人目の子どもより2人目の子どもの方が父親に心を開いているのが実感できます。

旦那さんが変わらないなら自分を変える
4人目ママさんのエピソード

4人目ママさん 現在お子様は1人。
関係悪化期間:出産後1ヶ月頃~3年間。

困難は夫婦で乗り越えたかった

子どもが熱などで不安になった時に、旦那に話しても解決もしないし不安も取り除かれず、冷たい返答や態度まで取られて自分ができない母親のように感じました。
困難に直面した際の思い描いていた夫婦の乗り越え方が、私1人の思い込みであったように思えて、夫婦の関係が悪化しました。

旦那さんには期待しない

旦那に期待せず自分で対処できるように、知識を入れに様々な講座に出向いて実践しました。
あと話したいことを事前にまとめ、ロジカルに伝えるような話し方にして、感情的に話すのをやめました。
修復までは3年程かかりましたが、お互い根気よく頑張って、自分を見つめ直したから今があるのかなと思います。

もっと早くに伝えれば良かった
5人目ママさんのエピソード

5人目ママさん 現在お子様は2人。
関係悪化期間:2人目出産後すぐ~6か月間。

旦那さんのあらゆる行動にイライラ

旦那がやること全てにイライラしてしまいました。
帰宅してすぐ子どもに触ることだったり、それから子どもに対して優しく接していることですら「なぜ私だけ子どもの躾をして旦那は甘やかすだけなのか」と感じてしまって、とにかくイライラ状態が続きました。

旦那さんはイライラの理由を分かっていなかった

旦那にやってほしい事と、やってほしくない事を具体的に伝えるようにしてみました。
夫からしてみれば、なぜ私がイライラしているのか全くわからず、寝不足だからだとずっと思っていたそうです。
分かるようにはっきりと、ただ言い方だけは気をつけてお互い伝える、もしくは聞くことにするとイライラが減っていきました。

伝える・聞くを実践してから2週間

お互いに気持ちを伝えること・聞くことを実践し始めてから2週間ほどで険悪なムードがなくなっていきました。
もっと早くに話せていたら、子どもが新生児〜半年ほどの期間をもっと堪能できたのでは、と少し悔しい気持ちです。

出産後は旦那さんとたくさん話しましょう

笑顔で話をする夫婦

お話を伺った5人の体験談では、産後クライシスの修復にかかる期間は数か月~4年ほどでした。

ちなみに筆者も旦那との関係修復に至ったのは4年~5年ほど。

そして関係修復のために大切な事は、お互いの気持ちを言語化してコミュニケーションをとる事です。

「分かってよ」と筆者もよく思っていましたが、男性は元より想像力が乏しい性質を持つという説があるので、大変だった事・辛い事・やってほしい事などを具体的に話してみましょう。
もちろん、旦那さんの気持ちや今の状態を聞くことも忘れないで下さいね。

参考動画を見てもらったり、旦那さんの休日に最初は30分や1時間こどもをみてもらうのも良いですね。

今回の記事を参考に、旦那さんと仲良く過ごせますように。
そして夫婦で協力して幸せな出産後の生活が送れますように。

お風呂でこどもが溺れた!気をつけていたのに…。溺水防止のポイントと対応は?

今日、家族4人でお風呂に入っていた時、1歳8ヶ月のこどもが湯船で足を滑らせて、お湯の中へ…危うく溺れて命を落としてしまうところでした。

顔も全部お湯の中に入りきっていたので、もしあのまま数秒以上気づかないままだったら…ぞっとします。

まずはお風呂で溺れた状況を説明します。

こどもがお風呂で溺れた状況

私と上のこども(小学生)の2人が先にお風呂に入っていて、洗うのを全て終えて湯船に浸かっていたところ、
下のこども(1歳8ヶ月)と夫がお風呂に入ってきました。

下の子は、一緒に湯船に入りたそうにしていたので、ささっと洗ってもらって、湯船は3人になりました。

それから程なくして、私は暑くなってきたので夫に子供たちを任せて先に上がることに。
湯船から出て、シャワーを浴びていた時でした。

ズルッ 滑る音がして湯船を見ると、こどもは仰向けで、顔まで全身お湯の中に浸かってしまって溺れているではありませんか…!

余りにも驚いてどのように行動したのか、ハッキリと覚えていませんが、
私はすぐさま持っていたシャワーを手放し、湯船に飛び込んで1〜2秒ほどでこどもを抱き上げたようです。

こどもがお風呂で溺れたので周りの人が驚いている様子。

こどもは数回咳をして、それから少しだけ泣きましたが、すぐに機嫌も良くなって平気そうにしています。

その姿を見て私も少し安心し、正気に戻ってきました。
上の子に、私の体が当たってしまってないかなど尋ねて大丈夫と言ってもらって、これまた一安心。

でも、布団の中でこのページを書いている今もまだ、不安感やドキドキは残っています。
あとから突然こどもの体に異変が起きないかどうかも心配しているところです。

→それから数日経ちましたが、こどもの様子はいつも通りで特に異常はなさそう。よかった…。;_;

X (旧Twitter)で、こどもがお風呂で溺死してしまったという投稿を読んでから、いつも以上に気をつけていたつもりなのです。
もっともっと注意が必要でした。

こどもは2.5cmでも溺れます

知っていますか?
こども、特に赤ちゃんは、2.5cmのお湯でも溺れてしまいます。
まさか数センチのお湯でも溺れるなんて、想像していなかった方もいるのではないでしょうか。

そして、年齢については小学校の高学年でも注意が必要だということ。
5年生以上になってくると「お母さんは先に上がってるね~」なんて、こどもをお風呂に1人にしてしまいそうになりますが、まだ年齢的に危険なんだそうです。

ということで、こどもがお風呂で溺れるのを防止するポイントは3つ。

  1. 小学生を卒業する頃までは、こどもをお風呂で1人にしない。
  2. 大人が自分を洗っている時は、こどもも湯船に入れない。
  3. 残し湯をしない。

もちろん、これらをクリアしていたとしても、ひょんな事で溺れかけてしまう事だってあります。

もし溺れかけてしまった時は、次の対応を!

  1. 胸を頭よりも下げた姿勢で水から引き上げる。
  2. 声をかけて意識を確認する。
  3. 意識が無い場合…心肺蘇生をしつつ救急車を呼ぶ。
  4. 意識がある場合…体を拭いて乾いたタオルなどで体を包み、顔を横向きにして寝かせる。病院を受診する方が良い。
  5. 溺れたのが一瞬だった場合でも、24時間は異常がないか良く見てあげる。

こどもの様子がおかしいな?病院に行くべきかな?と悩んだときは、#8000などで電話相談ができますので、覚えておきましょう。

お風呂以外の室内でも、こどもは溺れます

4才未満のこどもの溺死は、お風呂場で起こるケースが最も多いというデータがあります。
今回の我が家の件でも入浴中に溺れた訳ですが、お風呂場以外にも注意すべき場所があります。

  • 洗濯機
  • 台所のシンク
  • トイレ
  • お庭などのバケツ

え!こんなところで?と思うかもしれませんが、ほんの少量でも水が溜まっている場所では、こどもが溺れる可能性が少なからずある事を、いつも頭に入れておきたいです。

度々になりますが、2.5cmのお湯(水)でもこどもは溺れてしまいます。

こどもは頭の方に重心があるので、好奇心で水のある場所を覗き込んだ時に足を滑らせて、頭から水に浸かり、自力で出られない…といった風に、溺れてしまう事も多いのです。

私も今回の件で色々と調べたりして、勉強になりました。

大切な命が守れるように、まずは未然に防ぐこと。
もし防げなかった場合でも、目を離していなければすぐに対処できるかもしれません。

我が家ではもうこんな事がないよう、気をつけたいです。