オムツ替えの交換台でヘルパンギーナに?感染経路や他の感染症・予防法は?

『オムツ替えをする為にオムツ交換台を使用した事によって、子供がヘルパンギーナに感染してしまった』という事例を耳にしました。

ヘルパンギーナのみならず、オムツ交換台でのウイルス感染は今までも伝えられてきた事のようです。

そういえば筆者(2児の母)、オムツ交換台での感染予防は恥ずかしながら今までしてきませんでしたが…。

オムツ交換台からウイルスに感染する事はある?

オムツ交換台からヘルパンギーナなどのウイルス感染する可能性は、もちろんあります。

よだれや鼻水、または尿や便などの排泄物が交換台に付着してしまった場合、それをお尻拭きなどで拭く事はしても、更に除菌シートなどで拭く事はなかなか余裕がなくてできないのではないでしょうか。
赤ちゃんが泣いていたりすると尚更早くオムツ交換を終わらせて抱っこしてあげたい、と焦っている状態ですもの。

そうして、その次に同じオムツ交換台で横になった赤ちゃんが、知らずに触ってしまって感染…等という事があるのです。

これがオムツ交換台での主な感染経路かと思います。

ヘルパンギーナとはどんなウイルス?

『オムツ替えでヘルパンギーナに感染してしまった』という声があるとお伝えしましたが、そもそもヘルパンギーナとはどんな感染症なのか、簡単にまとめました。

  • 夏頃に子供の間で流行する
  • 飛沫感染(咳やくしゃみ)や接触感染で広がる
  • 発熱と喉に小さな水疱ができる
  • 2〜4日ほどの潜伏期間

上記のような特徴の感染症です。

もし当てはまるようであれば病院を受診しましょう。
夏にはこの他にも、手足口病やプール熱にも気をつけたいところです。

オムツ替えの交換台での感染対策・予防法は?

さてオムツ替えの交換台でヘルパンギーナなどの感染症にかかるのを防ぐにはどうしたら良いのでしょうか?

分かっている方も多いかと思いますが、でも大切な事なので下記3点を改めて確認してみてください。

  1. オムツ替えシートの活用
  2. 手洗いの徹底
  3. もしできれば…除菌シート

①オムツ替えシートの活用

オムツ交換台に赤ちゃんを直接寝かせるのではなく、オムツ替えシートを敷いた上に寝かせてあげる事で感染症対策に繋がります。

オムツ替えシートは西松屋やドラッグストアなどで500円前後〜で買う事ができます。

(ミニサイズだともう少し安いものもありますが、感染予防の為には少し小さいかも。)

また、外出する機会が少ないという方には100均に少量パックも売られていますのでチェックしてみてください。

②手洗いの徹底

オムツ交換の後には必ず手洗いをしっかり行い感染症を予防しましょう。

もし自分の子供が既に感染してしまった場合にも、オムツ交換台を介して他の赤ちゃんへ感染させない為に手洗いを徹底してください。

ヘルパンギーナの場合では回復した2〜4週間後までの間も便からウイルスが排出されるとの事なので、治ってからも、そして普段からも意識していきましょう。

③もしできれば…除菌シート

あと、オムツ交換前後に交換台を除菌シートで拭くのも予防の1つの手段です。

オムツ交換前に拭くのは我が子の為、後に拭くのは他の方への配慮です。

赤ちゃんを抱っこしてしかも泣いてたりしてそれだけの事ができるかどうか…正直言って私は毎回出来ないかもしれません。汗

けれども意識する事、頭の片隅に入れておく事は大事だと思うので、できる時にはオムツ交換台を除菌シートで拭く事もやっていきましょう。

オムツ替えの交換台でヘルパンギーナ感染についてまとめ

オムツ替えをする時に交換台でヘルパンギーナなどのウイルスをもらってきてしまう可能性は十分にある、という事でした。

外出先でオムツを交換する際には以下の3つを徹底したいですね。

  1. オムツ替えシートの活用
  2. 手洗い
  3. 除菌シートで更に強化

オムツ替えシートについては100均の少量パックもおすすめです◎