年間100万円貯めるには!あなたの収入はいくら足りない?とある家庭の内訳を6項目で

年間100万円貯めることは夢のような話でしょうか?いえ、意外とあなたのすぐ目の前まで届いています。

全ては100万円にどれだけ足りていないか、実情を捉える事から始まります。我が家も月間収支では切り崩し状態ですが、それでもできる方法を考えます。

今回の記事は

  1. 我が家の現状
  2. 毎月の収支
  3. 毎月ではない収支
  4. トータル収支
  5. 100万円貯金に足りないもの
  6.  総評、100万円貯金を目指して

以上の6項目でお伝えします✳︎

100万円貯める為に。我が家の現状

まずは我が家のメンバー・貯金額・収入・支出の現状を書き出します。

・夫…30歳手前、一般的な会社員。
・妻(私)…同じく30歳手前、主婦。
ハンドメイド作品をネットにて販売中。
・子…幼稚園未満。

現在第2子も検討中。ごく平凡なこの生活で100万円貯める事が出来るのか。

★ちなみに貯金額…ぜーんぶ合わせて20万円ちょい。結婚前夫の貯金ゼロ、私の貯金200〜300万円前後は全て結婚式や新居用家具家電の購入に充てられ底をつきました。

毎月(1ヶ月)の収支


まず毎月必ず発生する収入と支出の計算です。

収入 

・夫の給料…手取り19.6万円ほど
・妻の収入…純利益0〜15万円と幅あり。日中仕事をすると子供が嫌がる為、セーブしなければならない月が多くある。
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⇒計…19.6万円〜

支出 

支出①(固定)
・家賃…5.6万円
・光熱費(電気、水道、ガス)…1.5万円
・保険料…3.3万円
・車の保険料…0.7万円
・夫ローン(奨学金・車購入等)…2.1万円
・妻ローン(今の仕事に使用)…0.6万円
・ケータイ代(夫)…1万円
・ケータイ代(妻)…0.8万円
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⇒計…15.6万円

支出②(変動)
・食費…3万5千円
・衛生用品(オムツ、シャンプー等)…7千円
・雑費…1万5千円
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⇒計…5.7万円

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⇒支出①②合計…21.3万円

毎月発生収支合計 

毎月発生収支合計=19.6万円-21.3万円=-1.7万円

ひとまず妻の収入は無し(0円)として計算してみたところ、毎月の収入は貯金が増えるどころか、-1.7万円。つまり1万7千円の赤字という結果になりました。この段階では100万円貯めるなんて夢のようです。

★ちなみに保険料の内、2万円ほどは積み立て型ですので全てが消えている訳ではないですが、積み立ての保険料は、もしもの時の備えだったり、願わくば将来の子供の資金(学費ではなく、結婚やその後の費用)に回したいので、プラスの貯金が発生しているとは考えずに進めます。

毎月ではない収支

毎月ではないけど、数ヶ月に1回発生する収入と支出の計算です。

収入 

・夫のボーナス…36万円、年2回
・児童手当…6万円、年3回
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計…90万円

支出 

・自動車税…3.5万円
・車検…13万円÷2年に1回
・夫整髪代…0.3万円×年4回
・妻整髪代…0.8万円×年3回
・旅費…5万円×3回
・誕生日祝い(ケーキ等含む)…1.5万円×3回
・イベント雑費…1万円×3回
・予備費(思わぬ出費)…10万円
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計…46.1万円

毎月ではない収支合計 

毎月ではない収支合計=90万円-46.1万円=43.9万円

数ヶ月や年単位で発生する収支の合計は43.9万円の貯金増という結果に。(毎月発生する収支はまだ入れていないので、次の項目で総合計額を計算します。)

★旅費に始まり誕生日やクリスマス、お年玉やバレンタインなど、イベントで使う費用は意外と多いです。(旅費・誕生日祝い・イベント雑費の合計22.5万円/年)でもここを0円にはできないのが実情です。子供への刺激・成長にも繋がりますし、贅沢をしない限り、私は必要経費と考えます。

★『旅費5万円×3回』は少し多いように思われるかもしれませんが、旅行とまでは行かなくても休日テニスに出かけたり、ちょこっと川遊びに出かけたりする時の費用(ガソリン代も含む)も考えて上乗せしています。

★予備費(思わぬ出費)は必ず入れておいた方がいいです。医療費や家具家電、車等の修繕費がこれに該当します。例えば車検に通らないような傷を車につけてしまえば、10万円は軽く吹き飛びます。思わぬ出費を想定せずに計画していると100万円貯めるのはとても難しいです。

トータル収支、100万円に届くか

それでは毎月発生する貯金額と数ヶ月単位で発生する貯金額の合計を計算します。

毎月発生収支+数ヶ月発生収支=
(-1.7万円×12ヶ月)+43.9万円 =23.5万円

現状で年間貯金ができる金額は23.5万円という結果になりました。予想以上に年間100万円貯めるのには程遠いですね…。(積み立て保険料(2万円×12ヶ月) を合算すると年間47.5万円の貯金ですが、これは計算に入れたくないと最初の方でお伝えしましたので、23.5万円として考えます。)

貯金額の理想金額は手取り年収の10%〜20%というデータがあり、これによると我が家では年間30〜60万円貯めるのが理想という事になります。

しかし上記計算の結果年間23.5万円の貯金でしたので、理想のボーダーラインにも乗っていません。それでも私は強気に年間100万円貯金を目指したいのです…!

100万円貯めるのに足りないもの

年間100万円貯めるのに足りない金額は、前項から計算すると76.5万円。

さて76.5万円をどうするか。
かなり大きい数字ですが月単位で考えると、76.5万円÷12ヶ月=約6.4万円

月6.4万円、少し頑張ればかなり近づけられるような気がしてきました。

①妻の収入を増やす 

子供が寝ている間に仕事をして、最低毎月3.5万円ほど利益をあげられるようにしてみます。時給800円のバイトで考えてみると、6時間×7.3日(週1〜2日)で月間3.5万円達成!子供を保育園に預けると保育園代はかかりますが、働ける時間も増えるので3.5万円は達成できそう。

②支出を減らす 

もう少し削れるところはないかと考えましたが、どれも既に節約しているのでこれ以上は精神的にも負荷がかかり、出来なさそう…。まだ節約には着手していないという家庭は狙い目ですね。

③不用品の出品 

今は個人が出品できるフリマアプリが流行ってますから、いらない洋服やベビー用品を出品して月5千円〜1万円は貯金を増やせそうです。それから昔テレビで見た記憶があるのですが、トイレットペーパーの芯やペットボトルのキャップなども集めればお金になるんだとか!

以上で月4〜4.5万円の増額=年間48〜54万円ほどの貯金額増です。目標額の5割も網羅できちゃいます。

先に計算していた年間貯金額23.5万円と合算すると、年間71.5万円〜77.5万円は貯められそうという結果になりました。かなり近づきましたが100万円、遠い…!でもこれが現実です。

総評、年間100万円貯める計画に未来はあるか

100万円貯める為に我が家は頑張って頑張って絞り出してもまだ少し足りないという結果になりました。

しかしながら、ローンの返済が終わったり、夫のステップアップがあったり、妻の仕事が軌道に乗ったりで、さらに毎月あと2.4万円プラスになれば2.4万円×12ヶ月=28.8万円増。100万円を達成できるという事になります。望みはあるでしょう。

100万円貯めるのに足りない分を考えた前項では、妻の頑張りがとても大きい結果をもたらすという事も分かりました。もう少し私も頑張ってみようと思いました。でも頑張りすぎないよう心がけて。子供に寂しい思いをさせては貯金が増えても幸せではありませんから。

皆さんのご家庭と比較されるとどうでしたでしょうか?
今後家計に変動があれば更新していきます。我が家の動向も楽しみにして頂ければ嬉しいです。