妊娠して頻繁に下痢…。頻度や治った時期の体験談と原因や対策、赤ちゃんへの影響について。

妊娠している時に下痢になると、お腹の中の赤ちゃんが大丈夫か不安になりますよね。

さらに下痢が続くとなると、母体自体も大丈夫なんだろうかと心配になると思います。

でも大丈夫、母子ともに無事出産できた筆者の体験談をお伝えします。

妊娠時の下痢の経過

筆者はもともとすごい便秘体質
週に1回か2回お通じがある程度ですが、体は問題なく30年近く過ごしてきました。笑

(もちろん一般的にはびっくりするくらい便秘なんだという事は分かっています。汗 食べ物の好き嫌いはないので食物繊維を積極的に摂ったり改善しようとした事もありましたが、変化はなし。
便秘でお腹が痛くなる事もないので、これが私の正常頻度なんだと思うことにして暮らしてきました。)

そんな体質の筆者が妊娠して6週目から下痢を頻繁に起こすようになりました。

◆お腹を壊した日…妊娠週数にて表記

  • 6週5日(2ヶ月)
  • 7週3日(2ヶ月)
  • 8週2日(3ヶ月)
  • 9週5日(3ヶ月)
  • 10週0日(3ヶ月)
  • 12週0日(4ヶ月)…腹痛のみで下痢はなし。
  • 12週1日(4ヶ月)…腹痛のみで下痢はなし。
  • 15週5日(4ヶ月)
  • 28週1日(8ヶ月)

このように妊娠初期から1〜2週間に1回ほどのペースで下痢をしていました。

私の強靭なお腹が何故!と筆者は慣れない下痢の痛みに、次はいつくるのかとびくびく。

ですが妊娠4ヶ月頃には徐々に治まり始め、妊娠中期になるともうお腹を壊すことはほとんどなくなりました!

妊娠中の下痢で赤ちゃんへの影響は?

これだけ下していると、やはり1番心配なのは赤ちゃんへの影響です。
妊婦健診の際に先生に尋ねてみました。

「すみません、最近お腹を下してしまうのですが赤ちゃんは大丈夫でしょうか…。」

すると、
「赤ちゃんには影響はないから大丈夫よー。」
と言われほっと一息。

しかし冒頭に書いてあるような筆者の妊娠前の体質を伝えたので「便秘を改善した方がいいかもしれないね。」と言われました。

うーんそれはもうこの人生で何度も挑戦してきたけど改善できないんだよー…。^^;

また筆者の場合は1〜2週間に1回の下痢だったのですが、もっと頻繁に毎日のように下してしまったりするような場合には子宮収縮に繋がってしまう可能性も0ではない為、産婦人科の先生に相談してみましょう。

妊娠中の下痢の原因は?

次に気になる下痢の原因は何なのでしょうか。

筆者はつわりが辛く妊娠初期に約5kg痩せるほど何も食べれていなかったので、食べた物が原因というのはほとんど考えられません。
(飲食もろくにできず、ふらふらな状態で下痢にもなったのは相当辛かったです…。泣)

今まで便秘症だった筆者が妊娠してからこれだけ下痢になるというのは、明らかに妊娠と関係しているように思えてなりません。

実は妊娠中の下痢は、ホルモンバランスの乱れから自律神経が乱れてしまう事で引き起こされる場合があるのです。
そうなるとなかなか未然に防ぐ事は難しいですよね…。

妊娠中の下痢には漢方!

産婦人科で下痢の赤ちゃんへの影響を尋ねた後、筆者が処方してもらったお薬は以下の2種類でした。

  • ビオフェルミン錠剤…腸の働きを整える
  • ツムラ大建中湯エキス顆粒(医療用)…お腹の冷え、痛み、腹部膨満感などの症状を和らげる

漢方については妊娠中でも飲める物が多く、もちろん処方してもらったお薬も赤ちゃんへの影響を心配しなくて大丈夫です。
安心なのは安心なのですが…。

漢方薬は継続する事に意味があり、効果が出てくるまでに時間がかかるのが筆者の思う難点。

そして更に味や匂いが独特で、つわりが激しく水もうまく飲めていない筆者にとっては服用するのが辛いのなんのって。
なかなかきちんと毎日飲む事はできませんでした。

ただ、漢方薬は妊娠中の下痢だけではなく他にもつわりに効くものもあったりと、妊娠中にお世話になる事がたくさんあると思います。
妊娠生活がよりよく過ごせるように、うまく活用できるといいですよね。

妊娠中の下痢に赤ちゃんの性別は関係ある?

余談ではありますが妊娠中の下痢に赤ちゃんの性別は関係あるのでしょうか?

自身の妊娠中に気になって調べたりしていましたが情報があまり出てこなかったので、私の一例を書き記しておきます。

筆者の場合

  • 第一子(女の子を妊娠時)…下痢なし
  • 第二子(男の子を妊娠時)…下痢あり

という結果になりました。

やはりお腹の中で自分とは違う性別(男の子)を育てるのは生物学的に体がびっくりして当然だと私は思っていて、女の子を妊娠している時よりも下痢やつわりの症状は出る確率が高くなるのではないでしょうか。

つわりの強さも赤ちゃんの性別は関係ないと言われていますが筆者の場合は男の子の時にとても強かったです。

完全なる一個人の例と見解なので、もちろん私と逆の体験をされた方もいらっしゃるだろうし、100人いれば100通りの妊娠・出産があると思いますので、あくまで筆者のような人もいたんだという風に参考にしてもらえると嬉しいです。

妊娠中の下痢はつわり同様とても辛いですが、いつかは必ず終わりがやってきますから後少しの辛抱ですよ。

(私も産後10ヶ月頃の今はすっかり便秘体質に戻りました。良いのか悪いのか…。笑)