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妊娠中のスキンケア。NGな成分は?おすすめ成分5選とポイントも解説

妊娠中はホルモンバランスの変化により、肌のトラブルが起きやすくなります。

例えば、妊娠性肝斑(メラスマ)やニキビ、乾燥などがよく見られるトラブルの一例。スキンケア製品の選び方には特に注意が必要なんです。

できる限りナチュラルな成分を含む保湿クリームや日焼け止めを選ぶために、今回は、安全なスキンケア製品選びの、NGな成分とおすすめの成分をご紹介します。

使用中のスキンケア用品や、購入検討している商品の成分をチェックしてみてくださいね!

妊娠中にNGなスキンケア成分

レチノール

レチノール(ビタミンAの一種)は、アンチエイジングやニキビ治療に効果的な成分として広く使われています。

しかし、高濃度のレチノールは胎児に悪影響を及ぼす可能性があるので注意が必要です。

低濃度の日本製のものなどは、ほとんど影響がないと言われていますが、海外製品などに見かける高濃度なスキンケア用品は避けた方が無難です。

ハイドロキノン

ハイドロキノンは皮膚を通じて吸収されやすく、胎児に影響を及ぼす可能性がゼロではありません。

そのため、妊娠中や授乳中の使用は避け方が良いでしょう。

また、妊娠中は肌が敏感になりやすく、皮膚の炎症やトラブルを引き起こすリスクもありますので、その点からもハイドロキノンは避けるべきスキンケア成分となります。

妊娠中におすすめなスキンケア成分

では、妊娠中のスキンケアにおすすめの成分はどんなものがあるのでしょうか?

以下にご紹介する成分を参考に、ナチュラルで安全なスキンケア用品を選んでくださいね!

シアバター

シアバター

保湿力が高く、肌を柔らかく保つ効果があるシアバター。天然の抗酸化物質を含んでおり、肌の再生を促進します。
無添加で純粋なシアバターを選ぶと良いでしょう。

アロエベラ

アロエベラ

アロエベラは抗炎症作用と保湿効果を持っているので、肌の乾燥や炎症を和らげてくれます。
アロエベラジェルは、特に肌荒れや炎症の鎮静に適しているスキンケア成分です。

ホホバオイル

ホホバオイル

ホホバオイルは肌に似た成分を持つのが特徴で、保湿効果に優れています。
また、ノンコメドジェニック(毛穴を詰まらせない化粧品)であるため、ニキビができやすい方にも安心してお使い頂けます。

ココナッツオイル

ココナッツオイル

抗菌・抗炎症作用と肌の保湿に優れており、特に妊娠線の予防にも効果的です。

カレンデュラ(マリーゴールド)エキス

カレンデュラ

カレンデュラ(マリーゴールド)エキスにも抗炎症作用がありますが、こちらは特に肌の回復を助けるのに優れています。
敏感肌や乾燥肌の方におすすめで、妊娠中の皮膚の保護にも役立ちます。

妊娠中のスキンケアのポイント

さて、妊娠中にNGなスキンケア成分とおすすめの成分、どちらもご紹介してきました。

あとは以下の3ステップで実際に商品を選んで、安全に使用してください。

妊娠中スキンケアの3ステップ

step.1 成分表示を確認

妊娠中は想像以上に肌が敏感になりやすいです。成分表示をよく確認し、避けるべき成分が含まれていないかチェックしましょう。

step.2 テスト使用

新しいスキンケア製品を使う前に、できれば腕の内側など目立たない部分でパッチテストを行いアレルギー反応が出ないか確認しましょう。

肌に合う合わないは個人差がとても大きいものですから、一般情報でおすすめされていても、肌トラブルを起こしてしまう可能性もあります。

妊娠中のご自身の体に適しているか、きちんと確認してみましょう。

step.3 医師に相談

実際に使用してみて、肌トラブルがひどい場合や使用に不安がある場合は、かかりつけの医師や皮膚科医に相談しましょう。

妊娠中はホルモンバランスが大きく変化するため、肌のケアも慎重に行う必要があります。

安全で効果的なスキンケアを心がけることで、妊娠期間中も健康で美しい肌を保つことができますよ。

皆さんのマタニティライフが、より幸せな時間になることを願っています。