今回は妊婦さんが寝るときの姿勢についてのお話し。
前回はうつ伏せ寝はだめなのか、ということをご紹介しましたが
仰向け寝に関しても色々な不安の声があるので、仰向け寝のリスクや結局どの寝方がいいんだろう、というあたりまでご紹介したいと思います!
筆者は妊娠38週あたりから仰向けが楽に感じるようになってきて、39週の今ずっと仰向けで寝ているのですが、
この間経産婦さんとしゃべっていた時に
「え!仰向けで寝てるの?!」とびっくりされて、こちらも
「え!だめなの?!」とびっくりしちゃいました。笑
胎児のことが心配な方や、お腹が大きくてうまく眠れない方、是非参考にしてみて下さい☆
妊婦さんの仰向け寝によるリスク
まずは仰向けの寝方がダメだとされている理由についてご紹介します。
仰向けで寝ると「息苦しいな」と感じることはありませんか?
これは背中の方にある太い静脈が、大きくなった子宮に圧迫されることで血液循環がうまくいかなくなり、息苦しさ・寝苦しさにつながってしまうというもの。
しかもママへの影響のみならず、低酸素状態になってしまう胎児にも良くないんです!
なるほど、仰向け寝はお腹を直接圧迫していないため安全な寝方のように思えますが、実はこんなリスクが隠されていたんですね。
筆者は仰向けで寝てもほとんど息苦しさを感じず、とても楽に感じるのですが…。
どの寝方をするのが正解?
さぁ、それでは妊婦さんに適しているのはどの寝方なのでしょうか?
一般的に最も良いと言われているのは、「シムスの体位」ですね。
これは左側を下にした横向き姿勢で、右足を曲げて左手を背中の方へ抜いているような寝方です。
たくさんの産科でもオススメされている姿勢で、きちんとした研究結果も出ているんですよ。
…なのですが、筆者はシムスの体位が苦しいです!笑
私の場合横向き姿勢はどちらを下にしても息苦しく、胎児も嫌がっているのか頻繁にお腹を蹴ってきます。更にこの体位は、上半身がうつ伏せ気味になるため最近ではこれもまた苦しいポイントになっています。
だから筆者が今までシムスの体位で寝たことは、ほとんどありませんね。
妊婦さんにおすすめの寝方の結論
ということで、
・仰向け寝では静脈を圧迫して酸素供給がうまくいかない
ということや、
・シムスの体位がオススメされている
ということをお話ししてきました!
しかしリサーチの結果
妊婦さん自身が苦しく感じないのであれば、仰向け寝でも大丈夫だというデータもありました。
私の場合は臨月前半(37週頃)まではうつ伏せ寝、そして臨月後半(38週頃)からは仰向け寝がおすすめで、気の向くまま楽だと感じる姿勢で寝ています!
どちらも妊婦さんにとってはタブーのような寝方に思えますが、併用した私でも現在母子ともに異常はありませんよ☆
リスクが少ない順位としては
1位.シムスの体位
2位.うつぶせ寝
3位.仰向け寝
ですが、色々試してみた上でご自身にあった寝方を見つけるのが1番ですね♪
もしかしたら「やっぱり危険なんじゃない?」と思う方もいるかもしれませんが、私のように平気な人も案外います!
(追記:無事元気な赤ちゃんが生まれました)
少しでも皆さんの参考になれば嬉しいです☆
次回もまた妊婦ならではの体験談を書いていければと思いますので、是非他の記事もチェックしてみて下さいね!