今回のトピックは妊婦さんがなりやすい貧血状態について。
貧血は軽く見られがちで、筆者もそう診断されても「それくらい大丈夫じゃん」って気持ちでいましたが、意外とリスクは大きいもの。
妊婦さんがしっかり対策を取ってほしいものの1つなのです。
ですのでここでは貧血のリスクや対策、それから薬を服用していた筆者の体験談についてお話ししたいと思います!
貧血状態を防止・解消して、元気な赤ちゃんを育てて下さいね♡
貧血によるリスク
まずは妊婦さんの貧血によるリスクについて。
時期によって危険性は違ってきますのでそれぞれ分けて紹介します。
妊娠初期
未熟児など低体重での出産に繋がってしまったり、赤ちゃんの発育に影響を及ぼします。
妊娠中期
妊娠中期の安定期に入ると、貧血によるリスクはかなり少なくなりますので比較的心配が減る時期。
妊娠後期
胎児に及ぼす影響は中期同様それほどありませんが、後期で注意しなければならないのは出産時の出血です。
ここに多くの血液を必要としますので、後期で貧血になっている場合はできるだけ早く改善しなければ分娩での母体への影響が心配されます。
対策と効果
鉄分の推奨摂取量は妊娠前で10mg程なのが、妊娠中期・後期では21mg程になります。
これは牛もも肉で換算すると、約1000g=1kg食べなければならない計算に!汗(肉100gで2.2mgの鉄分になりますので。)
結構意識しないと難しい数字ですよね。
私は中期の21週目あたりから貧血になり、対策として次の2点を行っていました。
ですが、あんまりすぐに効果は見られず1ヶ月半ほど症状は続きました。
ですので対策をとる場合はこれよりも更に多くの量や頻度が必要と思って下さい。
肉類、野菜で鉄分を摂取
朝昼はあまりきちんとしたご飯を受け付けられなかった筆者は、晩ご飯を主として対策を取っていました。
肉類ではヘルシーな鶏肉や牛肉等を積極的に毎晩食べるように心がけました。
しかし私の場合もともとあんまり肉類を食べないので頑張っても200gほど(だったかなぁ)が限界で。
それからほうれん草や小松菜・海藻といった鉄分を多く含む食材も、毎晩おひたしや胡麻和え・お味噌汁にするなどして食べましたが、足りなかったみたい
(ほうれん草や小松菜100gあたりの鉄分量は、およそ3mg)
で貧血は続きました。。
薬を服用
これは産院で処方してもらったお薬です。
出されていた時は朝と晩欠かさず飲んでいました。期間は21週から28週頃までずっとでしたね。
薬については食事に比べ、さほど負担はありませんでした^^
食事で摂取できない事もあり大切な補給源となりますので、外出の際などには忘れないよう意識しましょうね。
どうやって解消されたか
結局あまり効果が出ないままでしたが上記のような食生活や薬の服用を続けていると、妊娠30週前後に治っていました!
もしかしたら徐々に対策の結果が表れたのかな?たぶん朝昼も摂取できていれば、もっと早くに効果が表れたと思います。
でも諦めずに続けて対策を取っていて良かったです。
妊婦の貧血体験まとめ
ということで今回の記事をまとめると
- 貧血が妊婦さんに与えるリスクは意外と大きい
- 毎日食品や薬で対策を(かなりの量が必要かも)
- 徐々にでも改善されることを願って継続することが大事。
という内容でした。
筆者も感じたように、なかなか1日で21mgの鉄分を摂取するのは大変なので、鉄分が多く含まれる食品を知って、効率よく貧血対策をしていくことをおすすめします。
母子ともに健康で出産できるように、貧血対策を是非頑張って下さいね♪
きっとベビちゃんもお腹の中で「ありがとう!ママ」って感じてくれますよ!