指しゃぶりいつまでOK?やめさせる成功法・失敗した対処法3選!

いつまでも続く指しゃぶりに、歯並びや吸いだこを心配している親御さんも多いのでは?
筆者も子供の指しゃぶりをやめさせようと色々試してみましたが結果はイマイチ。

指に塗る市販薬だったり、言い聞かせだったり色々やったんですけどね。
そして2歳3ヶ月頃歯並びにも少し影響が出ており、もちろん指の吸いだこも大きく固くなってきていました…。

それがある日を境に、とっても簡単な方法でピタッとやめさせる事に成功!

ここでは、いつまでに指しゃぶりをやめれば良いのかや、やめさせる成功法・失敗した方法までご紹介していきます★

指しゃぶりはいつまでOKか?子供の成長による基準

子供の指しゃぶりは実は2歳頃までにピークを迎えるといいます。
ではいつまでがOKで、いつぐらいにはやめさせるべきなのでしょうか?

年齢毎に指しゃぶりをしている理由が変わってきますので、それぞれの期間に分けて見ていきます。

①1歳まで 

1歳までの指しゃぶりは、赤ちゃんが母乳を吸うために備わった大切な反射機能によるもの。→やめさせなくて大丈夫!

②3歳頃まで 

3歳頃まではそれがある意味習慣化し、まだ続くこともよくありますが、この頃に次第に回数・時間が減っていきます。→ここまでもまだ大丈夫!

③3歳〜5歳頃 

3歳〜5歳頃になって幼稚園に行き出すと、周りのお友達を見て『自分だけ指しゃぶりをしていると恥ずかしい』と思うこと等から自然となくなっていくと言われています。→そろそろやめよう!

簡単に説明するとこんな感じです。
5歳以上になっても指しゃぶりが続く場合は自然の見守りだけでやめることは難しい場合が多くなっていますので、一度地域の相談窓口などで対策を聞いてみて取り組んでみましょう。

指しゃぶりが歯並びに影響を与えるのはいつまで?

指しゃぶり自体は3歳〜5歳頃までがボーダーラインという事でしたが、それまでに歯並びが悪くなっているといつまで見守れば良いのか心配になることも。

でも心配しないで。3歳頃までの『乳歯』の時であれば将来の歯並びに影響はありません★

5歳頃をすぎても指しゃぶりが続いている場合には永久歯に生え変わった時に影響が出る可能性が出てきます。
ですので歯並びの面から考えても、3歳〜5歳までを目処に指しゃぶりをやめさせるのが良いと言えるでしょう。

吸いだこは無くなるのか?

ここまでは3歳〜5歳までに指しゃぶりをやめれれば…といった内容でしたが、吸いだこへの影響面からはいつまでOKなのでしょうか。

実は筆者の夫には、子供の頃指についた吸いだこの跡が30歳前後となった今でも残っています。
皮膚が歪んだような跡(膝などの怪我をした跡に似た感じで色は肌色)が消えません。

夫の話によれば4歳〜5歳頃まで吸っていたんじゃないかという事なので、それよりも前にやめる必要があった事になります。
ですが頻度や指しゃぶりの強さによって影響の出方は異なりますから、吸いだこに関しての『いつまで』というのはお伝えするのが難しいですね。

ただこういった事例も踏まえ総合的に考えると、2〜3歳頃からできるだけ前向きにやめさせていくのが得策ではないかと思います。
無理にとは言いませんが、できる範囲から始めていく事を筆者はおすすめします。

指しゃぶり対処法①我が子に効いた成功法!

2歳3ヶ月頃の我が子に効いた対処法。それが…

そう、絆創膏。
うちの子はこれでやめました!

きっかけは夫が足に怪我をして絆創膏を貼った事だったのですが、
これを見ていた子供が自分も貼りたい!と言ったので指しゃぶりのタコに貼ってみたところ、その日から指しゃぶりが止まったのです。

絆創膏には表面に油性ペンでニコニコマークとかを書いて、ママもお揃いで付けています。これが結構重要です!

指しゃぶりが出来なくなるので最初の2日ほどは『はずしたい』となる事もあったのですが、『ママとお揃いだね』と言ったり、指を動かしてニコニコマークが喋っているように声かけすると、とても嬉しそうに喜んでくれ、外したいとは言わなくなりました★

また、子供がつける前に夫が貼っているのを見せたという所も結構キーポイントだと思います。

最初から子供に貼ろうとすると警戒心マックスで嫌がってしまっていたかもしれません。
2歳頃からの子供は大人の真似をするのが大好きですから、それを逆手にとって(笑)周りの大人がつけているところを先に見せるのが良さそうです!

ちなみに子供の興味を惹くためにキャラクターの絆創膏も必要なのかなと最初の数日は考えていましたが、普通の物でも絵を書いてしまえば十分です!
キャラ付きはかなりお高く毎日2枚も3枚も使うのは厳しいですからね。

指しゃぶり対処法②③失敗編

この絆創膏作戦にたどり着く前には、もちろんたくさんの方法を試し失敗した経験もあります。

こちらのページ→<赤ちゃんが指しゃぶりをやめない時!影響や原因と対処法は?>で一般的に効果があると言われている方法を5つ取り上げていて、筆者はすべて試しました。しかし成功に繋がるものはなく、特に下記2つは本当に効果がありませんでした…汗

  • 薬を塗る…指しゃぶり専用の市販薬を指に塗って使用します。薬を塗る事自体は楽しいらしく嫌がりませんが指を吸う事はやめてくれませんでした。
    塗ってからの一口目・二口目などは「苦っ(泣)」となって数分効果はあるものの、それでもだんだん舐める事で薬が薄くなり30分後くらいには突破されてしまいました…。
  • 手をつなぐ…こちらの方法は特に寝るときなどに実践してみたのですが、指しゃぶりをしたい気持ちの方が勝つので手を繋がせてくれません。無理やり繋ぐとグズってしまいますのでこれまた撃沈でした。

お子さんによって効果の良し悪しは変わってくると思いますが、筆者としてはそこまでおすすめじゃないかなぁと思う対策でした。

指しゃぶりいつまでOK?対処法まとめ

さて今回は子供の指しゃぶりはいつまでOKなのか、そして成功・失敗した対処法をご紹介しました★

ポイントをまとめておくと、

《いつまでOKでいつから対策すべき?》

  1. 子供の成長・歯並びの観点から考えると…3歳まではOK!3歳〜5歳を目安に指しゃぶり対策をするべき
  2. 吸いだこ跡の観点から考えると…無理のない範囲で2歳〜3歳くらいからやめるのが理想

《対策についての成功・失敗》(あくまでうちの子調べ。)

  1. 成功…絆創膏を貼って指人形のように遊ぶと効果的★
  2. 失敗…薬や手を繋ぐなどの対策は効果がなかった。

といった内容でした!
お子さんの指しゃぶりで悩んでいる親御さんは、一度試してみてくださいね☆