妊婦さんが歯医者に行くべき3つの理由!サボった筆者の体験談や助成制度もご紹介!!

『妊婦さんは歯医者に行ってね』と、母子手帳をもらった最初のタイミングや、産婦人科で検診に行った時に言われた経験ありますよね?

実は妊娠中は口内トラブルのリスクがとても高まる時期で、気付けばあなたも虫歯になってしまう危険性があるのです!

妊婦さんが歯医者に行くべき3つの理由

妊婦さんは「虫歯」や「歯周病」の口内トラブルを起こしやすい状況にあります。

妊娠中の口内環境は一体どのように変化し、なぜ歯医者に行くべきと言われるのでしょうか?

1.女性ホルモンが変化

妊娠中にはもちろん女性ホルモンが高まり血中の濃度も濃くなっているのですが、なんとこの女性ホルモンを利用して増える歯周病菌がいるのです!

2.食事の変化

妊婦さんはつわりで思ったように食べられない事もある為、小分けに回数を増やして食事や間食をする事も。さらにサッパリと食べられる、酸味の強い味を好む傾向にあり口内が酸性よりにもなりがちです。

3.歯磨きが不十分に

極め付けにつわりが辛いと小さい物でも口に入れる事が気持ち悪いケースがあり、歯磨きが出来ない人も沢山います。

この悪循環を読んでもらえば一目瞭然ですね。妊婦さんは主にこの3つの原因から口内トラブルを起こしやすく、歯医者さんで診てもらう必要性が高まるのです。

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妊婦は歯医者さんにいつ行く?助成は?


では妊婦さんが歯医者さんに行くタイミングはいつを選べば良いのでしょうか?

妊娠中に治療を受ける際は安定期が適していると言われています。中でも虫歯があった場合出産前までに治療を終える事が望ましい為、安定期の中でも早期にあたる16〜20週目には歯医者さんへ行くようにしましょう。

もしその期間につわりが酷い場合には無理して行く必要はありません。ご自身が安心できるタイミングで行くと良いでしょう。

また、歯医者さんへ行く時には助成券もチェックしておきましょう。お住まいの地域によって異なりますが、概ね以下のような助成内容が一般的です。

  • 妊婦歯科健康診査(虫歯・歯周病などの検査)が妊娠中に1回無料で受けられる。
  • 虫歯などが発覚しその後治療する際の費用は自己負担。

余談、筆者は歯医者へ実際に行ったか

こんな記事をまとめておきながらですが、筆者実は妊娠中に歯医者には行っていません…。大変申し訳ない。

私もつわりが酷い方で何もしなくても気持ち悪い状況でしたから、歯医者さんへ行って口を開けていられる訳がないと思い、サボりまし…いや諦めました。

元々虫歯になりにくい体質でもあったと勝手に思っていたので、行かなくても大丈夫やろ!とも考えていました。

結果出産から2年経ってもトラブルなく過ごしていますが、行かない事を決しておすすめはしません。

妊婦さんに限らずですが、歯のトラブルは早期治療が重要ですからね。
早めに診てもらいましょう。

妊婦さんの歯医者にまつわるポイントまとめ


妊婦さんが歯医者へ行くべき理由3つと、一般的な助成の内容をもう一度復習しておきましょう。

行くべき理由3つ

  • 女性ホルモンが高まる中、女性ホルモンを利用する歯周病菌がいるから
  • 妊婦さんは食事回数が増えたり、酸味のある食べ物を好む傾向にあるから
  • つわりの影響で歯磨きが不十分になる事があるから

助成の内容

  • 虫歯・歯周病などの検査が妊娠中に1回無料で受けられる。
  • その後治療する際の費用は自己負担。

筆者のように歯医者さんへ行かない人が少なからずいる事も事実ですが、口内トラブルを起こして子育てで忙しい産後生活まで引きずらないよう、妊娠中にできる限りの対策を取っておきましょう。